Python を Windows にインストールする(uv)

Python と、その管理の道具「uv」を Windows に入れ、練習用のプロジェクトでライブラリを入れてプログラムを動かすまでの手順です。実際の画面で1つずつ説明します。

  • 約10分
  • 手順 12
  • 撮影 Windows 11 Home(撮影用の環境)/2026年11月5日
  • 更新

Python(パイソン)は、初心者にも人気のプログラミング言語です。この教材では「uv(ユーブイ)」という道具を使って、Python を入れます。

uv は、Python 本体と、Python で使う追加の部品(ライブラリ)をまとめて管理する道具です。Python の版をコマンド1つで入れたり変えたりでき、作るもの(プロジェクト)ごとに使うライブラリを分けて記録できます。動きがとても速いのも特長です。

この教材では、uv を入れる → uv で Python を入れる → 練習用のプロジェクトを作ってライブラリを入れ、プログラムを動かす、までをPowerShellで進めます。

図解図解: uv が Python 本体(3.15)を入れる。プロジェクト(my-project)のフォルダには、main.py と pyproject.toml(使うライブラリの一覧)と .venv(そのプロジェクト専用のライブラリ置き場。matplotlib など)ができる。uv run で、そのプロジェクトの Python とライブラリを使ってプログラムを動かす。
uv は Python 本体を入れ、プロジェクトごとにライブラリを分けて管理します。

用意するもの

  • Windows 10 または 11 のパソコン
  • インターネットにつながっていること
  • 10 分ほどの時間

uv を入れる

  1. uv の公式ページを開く

    ブラウザで uv のインストールのページ を開き、「Standalone installer」の下の「Windows」を押します。表示されたコマンドの右の「コピー」のアイコンを押します。

    実際の画面uv の公式ページ。「Windows」のタブと、コマンドの右のコピーのアイコンを赤枠で囲んでいる

    サイトは英語です。コマンドは次の次の手順のとおりで、手で入力してもかまいません。

  2. PowerShell を開く

    キーボードの Win キーを押して powershell と入力し、「Windows PowerShell」を選んで Enter を押します。

    実際の画面スタートの検索で powershell と入力した画面。「Windows PowerShell」を赤枠で囲んでいる
  3. コマンドを貼り付けて実行する

    PowerShell の画面で Ctrl + V を押して、コピーしたコマンドを貼り付け、Enter を押します。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"
    実際の画面PowerShell に uv のインストールのコマンドを貼り付けた画面
  4. 終わるのを待つ

    uv がダウンロードされて入ります。

    実際の画面uv のインストールが終わり、everything's installed! と表示された画面

    こうなれば OKeverything's installed! と表示されれば完了です。撮影したときは数秒で終わりました。

    その下の「To add … to your PATH, either restart your shell or run:」は、「uv を使うには PowerShell を開き直してください」という意味です。次の手順で開き直します。

uv を確かめる

  1. PowerShell を開き直す

    いまの PowerShell の窓を右上の × で閉じ、もう一度 Win キー → powershell → Enter で開きます。

  2. uv の版を表示する

    次のコマンドを入力して Enter を押します。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    uv --version
    実際の画面PowerShell で uv --version を実行し、uv 0.13.7 と表示された画面

    こうなれば OKuv 0.13.7 (…) のように版の番号が表示されれば、uv が使えます。

    はじめて実行したときは、表示まで数秒かかることがあります。

uv で Python を入れる

  1. 自分のフォルダーに移る

    PowerShell を開いた直後は C:\WINDOWS\system32 にいることがあります。次のコマンドで、自分のフォルダー(C:\Users\<ユーザー名>)に移ります。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    cd ~

    ~(チルダ)は自分のフォルダーを表す記号です。キーボードの Shift + ^(日本語のキーボード)で入力します。

  2. Python を入れる

    次のコマンドを入力して Enter を押します。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    uv python install 3.15
    実際の画面uv python install 3.15 を実行し、Installed Python 3.15.2 と表示された画面

    こうなれば OKInstalled Python 3.15.2 と表示されれば完了です。撮影したときは 11 秒ほどでした。

    3.15 は Python の版です。撮影したときの最新の版を指定しています。

  3. Python の版を確かめる

    次のコマンドを入力して Enter を押します。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    uv run python --version
    実際の画面uv run python --version を実行し、Python 3.15.2 と表示された画面

    こうなれば OKPython 3.15.2 と表示されれば、Python が使えます。

    uv で入れた Python は、uv run のあとに続けて使います。

プロジェクトを作って動かす

作るもの(プロジェクト)ごとにフォルダーを作り、uv で管理します。練習に、グラフを描くライブラリ「matplotlib」を入れてみます。

  1. プロジェクトのフォルダーを作る

    次の 3 行を、1 行ずつ入力して Enter を押します。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    mkdir my-project
    cd my-project
    uv init --no-package
    実際の画面mkdir my-project、cd my-project、uv init --no-package を実行し、Initialized project `my-project` と表示された画面

    こうなれば OKInitialized project my-project` と表示されれば完了です。フォルダーの中に、プログラムのファイル main.py と、プロジェクトの設定 pyproject.toml` などができます。

    --no-package は、配布用の形にせず、すぐ動かせる main.py を作る指定です。付けないと main.py は作られず、次の手順の uv run main.py が「program not found」になりました(撮影したときの uv 0.13.7)。

  2. ライブラリを入れる

    次のコマンドを入力して Enter を押します。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    uv add matplotlib
    実際の画面uv add matplotlib を実行し、matplotlib などが入った画面

    こうなれば OK+ matplotlib==3.11.2 など、入ったライブラリの一覧が出れば完了です。プロジェクト専用のライブラリ置き場(.venv)が作られ、そこに入ります。

  3. プログラムを動かす

    次のコマンドを入力して Enter を押します。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    uv run main.py
    実際の画面uv run main.py を実行し、Hello from my-project! と表示された画面

    こうなれば OKHello from my-project! と表示されれば完了です。main.py の中身は VS Code などで開いて書きかえられます。

これで Python のインストールは完了です。

次に入れるもの

参考

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