Node.js を Windows にインストールする(fnm)

Node.js と、その版を管理する道具「fnm」を Windows に入れ、node と npm のコマンドを使えるようにするまでの手順です。実際の画面で1つずつ説明します。

  • 約15分
  • 手順 12
  • 撮影 Windows 11 Home(撮影用の環境)/2026年11月5日
  • 更新

Node.js(ノード・ジェイエス)は、JavaScript を Web ブラウザの外(パソコンの上)で動かすためのソフトです。Web サイトの開発の道具や、Claude Code などの AI の開発ツールを動かすのにも使います。

この教材では「fnm(Fast Node Manager)」という道具で Node.js を入れます。fnm は Node.js の版を入れたり切り替えたりする道具で、Node.js の公式サイトでも推奨の入れ方の 1 つになっています。プロジェクトごとに違う版の Node.js が必要になっても、コマンド 1 つで切り替えられます(Python の教材の uv と同じ考え方です)。

公式サイトの手順は 3 行ですが、Windows ではそのままでは node が使えません。撮影したときも「node が見つからない」と出ました。この教材では、その原因と、使えるようにする設定(PowerShell のプロファイルと実行ポリシー)まで、実際の画面で説明します。

図解図解: fnm が Node.js の版(26 など)を入れる。ターミナルを開いたときに、設定ファイル(Windows は PowerShell のプロファイル、Mac は .zshrc)に書いた 1 行で fnm の準備が動き、node・npm のコマンドが使えるようになる。この 1 行がないと「node が見つからない」になる。
設定ファイルの 1 行で、ターミナルを開くたびに fnm の Node.js が使えるようになります。

用意するもの

  • Windows 10 または 11 のパソコン
  • インターネットにつながっていること
  • 15 分ほどの時間

公式サイトで手順を見る

  1. Node.js のダウンロードのページを開く

    ブラウザで Node.js のダウンロードのページ を開きます。Windows のパソコンで開くと、はじめから「Windows」「fnm」が選ばれていて、fnm を使った入れ方のコマンドが表示されます。

    実際の画面Node.js のダウンロードのページ。fnm が選ばれ、1 行目に winget install Schniz.fnm が表示されている

    撮影したときの版は v26.13.0(LTS)でした。LTS は「長く手入れされる安定版」のことで、初めての人はこれを選びます。

fnm を入れる

  1. PowerShell を開く

    キーボードの Win キーを押して powershell と入力し、「Windows PowerShell」を選んで Enter を押します。

    実際の画面スタートの検索で powershell と入力した画面。「Windows PowerShell」を赤枠で囲んでいる
  2. fnm を入れるコマンドを実行する

    次のコマンドを入力して Enter を押します。winget は、Windows に入っているアプリを入れるための道具です。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    winget install Schniz.fnm
  3. 初めてのときは同意する

    winget を初めて使うときは、Microsoft Store の利用条件に同意するかを聞かれます(「Do you agree to all the source agreements terms?」)。Y を押して Enter を押します。

    実際の画面winget の利用条件の確認。「Do you agree to all the source agreements terms? [Y] Yes [N] No:」を赤枠で囲んでいる

    2 回目からは聞かれません。

  4. 終わるのを待つ

    fnm がダウンロードされて入ります。

    実際の画面fnm のインストールが終わった画面。「Path environment variable modified; restart your shell to use the new value.」と「Successfully installed」を赤枠で囲んでいる

    こうなれば OKSuccessfully installed と表示されれば完了です。撮影したときは fnm 1.39.0 が入りました。

    黄色の「Path environment variable modified; restart your shell …」は「PowerShell を開き直すと使えます」という意味です。

Node.js を入れる

  1. PowerShell を開き直す

    いまの PowerShell の窓を右上の × で閉じ、もう一度 Win キー → powershell → Enter で開きます。続けて cd ~ を入力して Enter を押し、自分のフォルダーに移ります。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    cd ~
  2. Node.js を入れる

    次の 2 行を、1 行ずつ入力して Enter を押します。1 行目で fnm の版を確かめ、2 行目で Node.js の 26 を入れます。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    fnm --version
    fnm install 26
    実際の画面fnm --version で fnm 1.39.0、fnm install 26 で Installing Node v26.13.0 と表示された画面

    こうなれば OKInstalling Node v26.13.0 と表示され、進み具合の帯が右まで進めば完了です。

  3. まだ node は使えない

    公式サイトの手順どおり node -v を入力すると、撮影したときは「用語 'node' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの名前として認識されません。」と出ました。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    node -v
    実際の画面node -v を実行し、「用語 'node' は…認識されません」と赤い字で表示された画面

    fnm で入れた Node.js は、PowerShell を開くたびに fnm の準備を動かさないと見つかりません。次の章で、その準備を自動で動かす設定をします。

PowerShell を開くたびに fnm を準備する

PowerShell には、開くたびに自動で動かすコマンドを書いておく「プロファイル」というファイルがあります。ここに fnm の準備の 1 行を書きます。プロファイルははじめはないので、作るところから始めます。

  1. プロファイルを作って 1 行書く

    次の 2 行を、1 行ずつコピーして PowerShell に貼り付け(右クリックか Ctrl + V)、Enter を押します。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    if (!(Test-Path $PROFILE)) { New-Item -Path $PROFILE -ItemType File -Force }
    Add-Content -Path $PROFILE -Value 'fnm env --use-on-cd --shell powershell | Out-String | Invoke-Expression'
    実際の画面2 行のコマンドを実行した画面。1 行目で Microsoft.PowerShell_profile.ps1 ができ、2 行目の Add-Content を実行した

    こうなれば OK1 行目で Microsoft.PowerShell_profile.ps1 というファイルができ(場所は ドキュメント\WindowsPowerShell)、2 行目でそこに fnm の準備の 1 行が書き込まれます。2 行目は何も表示されずに、次の入力を待つ状態に戻ります。

    1 行目は「プロファイルがなければ作る」、2 行目は「プロファイルの最後に 1 行足す」というコマンドです。$PROFILE は、プロファイルの場所を表す PowerShell の決まった名前です。足す 1 行は、fnm の公式 README に書かれているものです。2 行目を何回も実行すると同じ行が何度も足されるので、1 回だけ実行してください。

  2. PowerShell を開き直すと赤い字が出る

    PowerShell を閉じて開き直すと、撮影したときは「このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため、ファイル …Microsoft.PowerShell_profile.ps1 を読み込むことができません。」と出ました。

    実際の画面開き直した PowerShell に「このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため…読み込むことができません」と赤い字で出た画面

    Windows の初めの設定では、安全のためにスクリプト(.ps1 のファイル)を動かさないようになっています(実行ポリシー)。プロファイルも .ps1 なので止められます。

  3. 実行ポリシーを変える

    次のコマンドを入力して Enter を押します。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    Set-ExecutionPolicy -Scope CurrentUser RemoteSigned
    実際の画面Set-ExecutionPolicy -Scope CurrentUser RemoteSigned を実行した画面

    こうなれば OK撮影したときは、何も表示されずに次の入力を待つ状態に戻りました。

    RemoteSigned は「自分のパソコンで作ったスクリプトは動かし、インターネットから取ってきたものは署名があるものだけ動かす」という設定です。-Scope CurrentUser で、自分のユーザーだけに設定します(管理者の権限は要りません)。

Node.js が使えるか確かめる

  1. 開き直して版を表示する

    PowerShell を閉じて開き直します。今度は赤い字は出ません。次の 2 行を、1 行ずつ入力して Enter を押します。

    PowerShell に入力先頭の > は入力しない
    node -v
    npm -v
    実際の画面node -v で v26.13.0、npm -v で 11.20.0 と表示された画面

    こうなれば OKv26.13.0 と 11.20.0 のように版の番号が表示されれば完了です。npm は Node.js と一緒に入る、ライブラリを入れるための道具です。

これで Node.js のインストールは完了です。

次に入れるもの

参考

このページについてのご意見・誤りのご報告