Python を Mac にインストールする(uv)

Python と、その管理の道具「uv」を Mac に入れ、練習用のプロジェクトでライブラリを入れてプログラムを動かすまでの手順です。実際の画面で1つずつ説明します。

  • 約20分
  • 手順 18
  • 撮影 macOS 27(撮影用の環境、Apple シリコン)/2026年11月5日
  • 更新

Python(パイソン)は、初心者にも人気のプログラミング言語です。この教材では「uv(ユーブイ)」という道具を使って、Python を入れます。

uv は、Python 本体と、Python で使う追加の部品(ライブラリ)をまとめて管理する道具です。Python の版をコマンド1つで入れたり変えたりでき、作るもの(プロジェクト)ごとに使うライブラリを分けて記録できます。動きがとても速いのも特長です。

この教材では、uv を入れる → uv で Python を入れる → 練習用のプロジェクトを作ってライブラリを入れ、プログラムを動かす、までをターミナルで進めます。

Homebrew は使いません。ただし、先に Apple の「Xcode コマンドラインツール」を入れておきます。入れずに Python を入れると、撮影したときは「Failed to patch the install name …(ライブラリを組み立てるときに問題が起きるかもしれない)」という警告と、コマンドラインツールを入れるかを聞く画面が出たためです。Homebrew の教材を済ませた Mac には、もう入っています(最初の章は飛ばしてかまいません)。

図解図解: uv が Python 本体(3.15)を入れる。プロジェクト(my-project)のフォルダには、main.py と pyproject.toml(使うライブラリの一覧)と .venv(そのプロジェクト専用のライブラリ置き場。matplotlib など)ができる。uv run で、そのプロジェクトの Python とライブラリを使ってプログラムを動かす。
uv は Python 本体を入れ、プロジェクトごとにライブラリを分けて管理します。

用意するもの

  • Mac(この教材は Apple シリコンの Mac で撮影)
  • インターネットにつながっていること
  • 20 分ほどの時間(Xcode コマンドラインツールのダウンロードをふくむ)

Xcode コマンドラインツールを入れる

  1. ターミナルを開く

    画面の右上の虫めがね(Spotlight)を押すか command + space を押し、terminal と入力して「ターミナル」を選び、return を押します。

    実際の画面Spotlight で terminal と入力した画面。「ターミナル」を赤枠で囲んでいる
  2. インストールのコマンドを入力する

    次のコマンドを入力して return を押します。

    ターミナルに入力先頭の % は入力しない
    xcode-select --install
    実際の画面ターミナルに xcode-select --install と入力した画面

    すでに入っているときは「already installed」と出ます。そのときは次の章へ進んでください。

  3. 確認の画面を前に出す

    確認の画面がターミナルの後ろに隠れて出ることがあります。画面の下の Dock に出た青い下向きの矢印のアイコンを押すと、前に出ます。

    実際の画面Dock の青い矢印のアイコンを赤枠で囲んでいる
  4. 「インストール」を押す

    「“xcode-select”コマンドを実行するには、コマンドラインデベロッパツールが必要です。」と出たら、「インストール」を押します。

    実際の画面コマンドラインデベロッパツールのインストールの確認。「インストール」を赤枠で囲んでいる
  5. 使用許諾契約に同意する

    「Command Line Tools使用許諾契約」を読んで、「同意する」を押します。

    実際の画面Command Line Tools使用許諾契約の画面。「同意する」を赤枠で囲んでいる
  6. 終わるのを待つ

    ダウンロードとインストールが進みます。

    実際の画面「ソフトウェアをダウンロード中」の画面

    こうなれば OK撮影したときは 5 分ほどで終わっていました。

  7. 「完了」を押す

    「ソフトウェアがインストールされました。」と出たら、「完了」を押します。

    実際の画面「ソフトウェアがインストールされました。」の画面。「完了」を赤枠で囲んでいる

uv を入れる

  1. uv の公式ページを開いてコマンドをコピーする

    Safari で uv のインストールのページ を開きます。「Standalone installer」の下の「macOS and Linux」のコマンドの右の「コピー」のアイコンを押します。

    実際の画面uv の公式ページの macOS and Linux のコマンド。右のコピーのアイコンを赤枠で囲んでいる

    サイトは英語です。コマンドは次の手順のとおりで、手で入力してもかまいません。

  2. ターミナルに貼り付ける

    ターミナルに戻り、画面のいちばん上のメニューの「編集」→「ペースト」を選びます。「ペーストがブロックされました」と出たら、uv の公式ページからコピーしたものであることを確かめて、「このままペースト」を押します。

    実際の画面「ペーストがブロックされました」の画面。「このままペースト」を赤枠で囲んでいる

    Web からコピーしたコマンドを貼り付けると、macOS が念のため止めて確認します。信頼できる公式のページからコピーしたときだけ「このままペースト」を押してください。

  3. コマンドを実行する

    コマンドが貼り付けられたことを確かめて、return を押します。

    ターミナルに入力先頭の % は入力しない
    curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh
    実際の画面ターミナルに uv のインストールのコマンドを貼り付けた画面
  4. 終わるのを待つ

    uv がダウンロードされて入ります。

    実際の画面everything's installed! と表示された画面

    こうなれば OKeverything's installed! と表示されれば完了です。撮影したときは数秒で終わりました。

    その下の「To add $HOME/.local/bin to your PATH, either restart your shell or run:」は、「uv を使うにはターミナルを開き直してください」という意味です。次の手順で開き直します。

uv を確かめる

  1. ターミナルを終了する

    画面のいちばん上のメニューの「ターミナル」→「ターミナルを終了」を選びます(キーボードなら command + Q)。

    実際の画面「ターミナル」のメニュー。「ターミナルを終了」を赤枠で囲んでいる
  2. 開き直して uv の版を表示する

    Spotlight からターミナルを開き直し、次のコマンドを入力して return を押します。

    ターミナルに入力先頭の % は入力しない
    uv --version
    実際の画面uv --version を実行し、uv 0.13.7 と表示された画面

    こうなれば OKuv 0.13.7 (…) のように版の番号が表示されれば、uv が使えます。

uv で Python を入れる

  1. Python を入れる

    次のコマンドを入力して return を押します。

    ターミナルに入力先頭の % は入力しない
    uv python install 3.15
    実際の画面uv python install 3.15 を実行し、Installed Python 3.15.2 と表示された画面

    こうなれば OKInstalled Python 3.15.2 と表示されれば完了です。撮影したときは 2 秒ほどでした。

    3.15 は Python の版です。撮影したときの最新の版を指定しています。

  2. Python の版を確かめる

    次のコマンドを入力して return を押します。

    ターミナルに入力先頭の % は入力しない
    uv run python --version
    実際の画面uv run python --version を実行し、Python 3.15.2 と表示された画面

    こうなれば OKPython 3.15.2 と表示されれば、Python が使えます。

    uv で入れた Python は、uv run のあとに続けて使います。Mac にもとからある python3(Xcode コマンドラインツールのもの)とは別です。

プロジェクトを作って動かす

作るもの(プロジェクト)ごとにフォルダーを作り、uv で管理します。練習に、グラフを描くライブラリ「matplotlib」を入れてみます。

  1. プロジェクトのフォルダーを作る

    次の 3 行を、1 行ずつ入力して return を押します。

    ターミナルに入力先頭の % は入力しない
    mkdir my-project
    cd my-project
    uv init --no-package
    実際の画面mkdir my-project、cd my-project、uv init --no-package を実行し、Initialized project `my-project` と表示された画面

    こうなれば OKInitialized project my-project` と表示されれば完了です。フォルダーの中に、プログラムのファイル main.py と、プロジェクトの設定 pyproject.toml` などができます。

    --no-package は、配布用の形にせず、すぐ動かせる main.py を作る指定です。付けないと main.py は作られません(撮影したときの uv 0.13.7)。

  2. ライブラリを入れる

    次のコマンドを入力して return を押します。

    ターミナルに入力先頭の % は入力しない
    uv add matplotlib
    実際の画面uv add matplotlib を実行し、matplotlib などが入った画面

    こうなれば OK+ matplotlib==3.11.2 など、入ったライブラリの一覧が出れば完了です。プロジェクト専用のライブラリ置き場(.venv)が作られ、そこに入ります。

  3. プログラムを動かす

    次のコマンドを入力して return を押します。

    ターミナルに入力先頭の % は入力しない
    uv run main.py
    実際の画面uv run main.py を実行し、Hello from my-project! と表示された画面

    こうなれば OKHello from my-project! と表示されれば完了です。main.py の中身は VS Code などで開いて書きかえられます。

これで Python のインストールは完了です。

次に入れるもの

参考

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